ホワイトバンドって悪い冗談か


 ホワイトバンドって何?
 趣旨とかは知っているし、いろんな有名人も賛同してるし。
 でも、どういう団体がやっているかとか、具体的にどうよとか、どこで手に入れるの? …… とかは全く興味ないままだった。
 俺の生活に支障ないし。

 そういえばちょっと取り上げられてたなと思って、探してみたらあった。
 生産地チャイナ ……、ソースはこれ。
 もう始まって2ヶ月も経っているイベントに何を今更って言われるけど、…… 言ってみる。

★ホワイトバンドの趣旨。 以下、公式サイトから。 適当に編集。
===================================================
300円のバンドを買う
 ---> 「セレブ」 (笑)がつけるので、みんなが真似する。
  ---> 政府への圧力として働く。
   ---> 国際的にアフリカ徳政令。
    ---> アフリカハッピー。
     ---> 対等な貿易の元、成長が始まる

一方売れた300円の取り分。
原価が3割、流通にかかる経費が4割。 ( この原価も経費もhahh?だが、ここではおいとく )
で残り3割を、貧困撲滅キャンペーンのプロモーションと貧困撲滅を推進するNGOの活動経費に充てる。
===================================================

…… 正直な話、あまりに荒唐無稽なシナリオで笑ってしまった。
 何コレ?
 なんで、借金がチャラになったら成長できるの?
 誰か説明してよ
 インフラもない、まともな政府もない、教育も行き届いていない、内戦は洒落にならない。
 そこに借金がなくなるだけだ。
 何故、それで成長が可能になる? 貧困がなくなる?

アフリカが本気で貧困をどうにかしたいなら、まず国連に内戦の調停を頼み、デフォルト( 債務不履行 )と涙を武器に外資を融資してもらい、IMFやAfDFからも金を引き出して、これを元手にインフラと教育の整備して、さらなる資本を呼び込むしかない。

ここで借金がチャラになったら、資金の流入がますます難しくなるじゃないか。

借金がある状態というのは、( 国内とは逆に )国際社会では基本的に強者である。 返すか返さないかの選択権は借り手にあるからだ( 国際社会では差し押さえが出来ない )。 つまりホワイトバンド運動とは 「借金返さない」 とゴネる選択肢を途上国から奪うだけに過ぎない。

ホワイトバンドでアフリカを救いたいならば、中国でなくてアフリカでこれを生産すべきなのだ。
そしたら、原価3割・流通4割が全てアフリカに落ちる。 さらにこれで落とされたお金が波及して何倍の所得へ化ける。 1日1ドル以下の生活をしている人たちがどれだけ救われるか。

これだって目先しか何とかなっていないが、他国で作るよりはるかにまし。

‥‥というか、こんなこと書かなくても 「どこにお金が落ちるか」 というのは感覚的に誰でも分かる。
それの効果ももちろん。 では何故実践しないか。

(1)中国で作ると、日本の誰かの財布が嬉しい。
(2)中国で作ると、中国の誰かの財布が嬉しい。

‥‥考えられるのはどっちかである。 原価が妙に( 邪推するのに充分な位に )高いし。

もっと書く。
アフリカは金を持っている、正確に書くと、金になる資源を持っている。
でも、資源が売れちゃった分だけ武器を買うから、貧乏のまま。 無垢な人がその分死んで行く。
銃か 餓えか 病気の3択ルーレットだ。 畜生!
じゃあ武器は誰が売っているか。
中国!

その武器を使ってアフリカでは政府が自国民を殺している。
これでどうやって貧困をなくせと?
ホワイトバンドの中国での製造は、まさに趣味の悪い冗談の領域だ。
そしてホワインバンド自体も。