( 2009.05.16 )


 海上自衛隊のソマリア派遣に反対を表明しているNGO団体 『ピースボート』 の船が、ソマリア沖で海自に護衛されていたことが報道され、ネットで話題となっている。
 護衛されたのは、約3ヶ月半かけて地球を一周するという、ピースボート主催の船旅の旅客船。 ピースボート事務局は 「海上保安庁ではなく海自が派遣されていることは残念」 としながらも、参加者の安全第一を優先し、 「護衛船団に加わるという船旅の企画・実施会社の判断を尊重」 とコメント。

 この矛盾に、ネット上では続々と非難の声が上がっている。
  「海賊に話し合いで解決せいとか言っているのだから、海自のエスコートなんか受けずに航行して、海賊に襲われたら主張通りに話し合いで解決して来るのが、スジ」
 などと皮肉たっぷりだ。





( 2009.05.16 )



 いやぁ~、こりゃ~凄い!
 この一文に、この手の連中の倒錯した考え方が滲んでますね。 ピースボートも名を連ねる、 「許すな!憲法改悪・市民連絡会」 の、ソマリア沖海上行動に反対する声明文に、こんな一文があるんです。
「小型の火器しか持っていない漁民などの 「海賊」 に重武装した自衛艦による軍事行動を対置するのは、憲法第9条の精神に真っ向から反するものと言わなければならない。」
 もうね、こんな本末転倒、見たこと無い( 笑 )。

 そもそも海賊行為が問題になっているから、軍隊が出掛けて行って、付近を航行する民間の船舶を護衛せにゃならん事態になっている訳ですな。

 それが、彼らのひねくれた発想の手に掛かると、相手は軽武装の漁民であり、完全武装の軍隊が相手では、まるで被害者であるかのような存在に変換されてしまうのです。

 そもそも小型だろうが大型だろうが、火器を持って海賊行為に及ぶ時点で、漁民じゃなくて海賊そのものでしょうに。

 この後もお得意の論点ずらし、責任転嫁のオンパレードです。 まず、ソマリア沖で海賊行為が頻発する理由は、 「欧米のせい」 「貧困のせい」 と、香ばしさ全開。 それでいて、 「いまソマリアの近隣諸国は海賊対策で海上での警察力を強化しようとしている。」 と、周辺国がソマリアに警察力を展開するのはオッケーらしいんですよ。

 警察力だろうがなんだろうが、武力を用いて介入すりゃあ、あなた方の大嫌いな 「侵略行為」 そのものでしょうに。 それとも、近隣国が行うなら問題ないんですかね?それ、思い切りダブルスタンダードですな。

 で、 「憲法第9条をもつ日本の政府がまずなすべき事」 は何かと言うと、はい、予想がつきますね、 「この地域の貧困と破壊を食い止めるためのあらゆる可能な平和的援助の努力」 だそうですよ。 要するに、カネを近隣国にばら撒いて、彼らを使って海賊行為を阻止させろって事ですか。

 現地人を使って代理戦争をさせろって言うんだから、この手の連中は、実際は民族差別主義者なのだと言う事が如実に判りますね。






  日
    世


 ソマリア沖でピースボートの客船が海上自衛隊の護衛を受けていた問題。
 ピースボート事務局の説明では船旅の企画・実施会社が国土交通省と協議し乗客の安全を第一に海自の護衛に入る案を了承した、と言う。
 ピースボートの事務担当者は 「海上保安庁ではなく海上自衛隊が派遣されているのは残念だが乗客の安全を第一に考え企画・実施会社の決定を尊重した」 とコメント。

……

 こんな支離滅裂でデタラメなコメントは過去に聞いた事がない。
 小沢問題での鳩山由紀夫民主党幹事長の宇宙人発言がマトモに聞こえてしまうぐらいだ。 ご存知の通り、ピースボートは海上自衛隊のソマリア沖派遣に反対している。 今回、海自の護衛を受けたピースボートの客船は4月23日に横浜港を出港した第66回クルーズの船とあるので 「オセアニック」 だと思われる。
 ピースボートの船旅の企画・実施を担当しているのは( 株 )ジャパングレイスという旅行会社だ。 確かに海自の護衛受け入れを決定したのはジャパングレイスでピースボートが直接に決定したものではない。 しかし、ピースボートとジャパングレイスは密接な関係にあり、しかもピースボートの事務担当者が 「乗客の安全を考えジャパングレイスの決定を尊重する」 とコメントしているのだ。

 ピースボートは社民党の辻本清美が早稲田大学在学中に設立した団体である事は承知の通り。
 土井たか子が辻本を社民党に招いたのはピースボート設立に関しての辻本の行動力を高く評価したからだと言われている。 言うまでもないがピースボートは反米・反自民・反自衛隊、親北朝鮮 の思想を持つ団体である。
 辻本や社民党、ピースボートが如何なる思想を持とうとそれは彼らの自由だ。
 自衛隊や日米安保に反対のイデオロギーでもそれはそれで別に構わない。 日本は政治的思想の自由が認められた民主国家であり左翼的思想を持つ輩に保守的なイデオロギーを押し付けるつもりは毛頭ない。

 だが 今回の事態でピースボートも危険な紛争地帯で無防備な市民の命を守るには軍事力の存在が必要、と言う事を間接的に認めた事になる。 しかし、ピースボートの公式HPを見てもこの問題に関してのコメントは今のところ見当たらない。

 ピースボートは海自派遣反対という自分達の公式な主張と全く逆に海自の護衛を受け入れた事実に関して国民に正式に釈明すべきだ!!






 海
  …


 ソマリア沖の海賊対策で、海上自衛隊を派遣することに反対しているピースボートが、海自の護衛艦に、旅客船を護衛してもらっていたことが分かりました。 ピースボートは、社民党の辻元清美衆院議員が早稲田大在学中の昭和58年に設立。 100日余りの船旅では、寄港地の非政府組織( NGO )や学生らとの交流など( …実際は、乗船経験者の本音によると、援助物資の見返りとして、歓待してもらっているだけのようです )を目的としています。

 ピースボート のホームページを見ると、 「憲法9条を世界へひろめるキャンペーン」 へのリンクがあるように、ピースボートは、市民団体による海自派遣反対の共同声明にも名を連ねているのですが、、


  (_") 


 ピースボートの実態について書いているブログ 「ヒロさん日記」 に、このようなコメントがありました。

 NHKの日曜日9:00ぐらいからやっている政治討論番組で、先日、自衛隊のソマリア派遣について議題になっているときがありました。 そのとき、辻本氏は 「自衛隊など派遣せずに、ソマリアの国の復興支援をするべきだ。」 の一点張りで自民党の議員の発言を全く聞こうとしていませんでした。
( 因みに、自民党の議員は 「それも当然大事で進めていく。 只、今そこにある危機をどうにかしないといけない。」 と言う主張でした。 )

 で、最後に

 って感じでピースボートにはそんなもの必要ないって思いっきり生放送で発言してました。
( ソースが無いのは申しわけありません。 今度から録画するようにします )


 ピースボート事務局によると、船旅の企画・実施会社が護衛任務を調整する国土交通省海賊対策連絡調整室と安全対策を協議し、海自が護衛する船団に入ることが決まったという。
 事務局の担当者は
「海上保安庁ではなく海自が派遣されているのは残念だが、主張とは別に参加者の安全が第一。 ( 企画・実施会社が )護衛を依頼した判断を尊重する 」 と話している。( 産経新聞より )

 これによると、 「あくまで 「船旅の企画・実施会社が」 決めたことであって、ピースボートとは別」 と言いたいようですが、 「ヒロさん日記」 によると

 旅行会社のジャパングレイスとピースボートは一心同体。 旅行業務全般はジャパングレイスの担当だが、船使用のチャーター契約を結んでいるのはピースボートだ。 チャーター主のピースボートがソマリア沖の自衛隊派遣に全面的に反対しているのだから、その自衛隊から庇護を受けるのは言語道断であろう。

 本当に。
 しかも、実際に参加しておられた方のブログによると、自衛艦による護衛船団に間に合わせるため、急遽、予定していたモルディブへの寄航を取り止め 、直接、ヨルダンのアカバに向かうことになったのだとか。 モルディブって、ダイビングが好きな人にとっては憧れの地ですし、きっとすごく楽しみにしていたと思うのですが、…夢ぶち壊しですね。 ピースボートでも、どこに寄る予定にしているか、寄港地を案内していますが、その1つが履行されなかったわけで、、いくらか払い戻しなど、してもらえたのでしょうか?

 以下、ピースボートの話題からは外れます。 自衛艦の派遣の是非についての、討論番組からですが、これを見ると公明党の高木さんは、自衛艦の派遣はやむなし、の意見と取れるのですが、…違うのですか? 海自派遣反対の共同声明に、お名前が載っていますが、あれ…?? (・_・")?

福島みずほ( 社民党 ) :  「海外にどうやって自衛隊を派兵していくのか、口実を日本政府は見つけていってるって気がする。」
高木陽介( 公明党 ) :  「日本の船が、または日本人が拘束されたら、または襲われて死傷者が出たら、誰が守る?」
福島みずほ( 社民党 ) : 「戦前だって、日本人が中国を守らなくちゃ…ってんで、中国に行ったわけじゃないですか。 例えば今回だって、海上保安庁だったら、なぜダメなんですか?」
高木陽介( 公明党 ) : 「海上保安庁には、船がない。 そこまで行ける、船が、まずないの。」
福島みずほ( 社民党 ) : 「( 話を遮って )どうして自衛隊を出さなきゃいけないんですか?」
小池晃 ( 共産党 ) : 「海賊ってのは犯罪なんだから、警察の出番なんですよ。 海上保安庁には 「しきしま」 っていうね、ちゃんとした船もあって…」
高木陽介( 公明党 ) : 「“しきしま”一艦で…」
小池晃 ( 共産党 ) : 「フランスからプルトニウムを運んでくる時の護衛だってやってるし、今、マラッカ海峡で海賊対策を海上保安庁、やってるじゃないですか。 能力がある、って海上保安庁が言ってるんだから、何で憲法に触れるようなことまでして、すぐに自衛隊、自衛隊って言うのは、おかしいですよ。」
高木陽介( 公明党 ) : 「海上保安庁の“しきしま”一艦でね、例えばロケットランチャーだとか、そういう、軍と同じだけの配備を持った海賊に( 対処できないんですよ ←うまく聞き取れず )」
( 以下、省略。 疲れました。 )
 高木さんの落ち着いた対応は良いですが、この発言内容は、派遣容認ですよね。 共同声明は2月28日付なので、その後に宗旨替えをした、ということでしょうか?